1956-02-14 第24回国会 衆議院 文教委員会 第6号
それからなお寄宿生に対しましては、ただいま申しましたように、寄宿雑費あるいは食費、かようなものを計上いたし、今年はまた特に食費につきましても予算を増額いたしまして、御趣旨のような意に沿いたいと考えておるわけでございます。
それからなお寄宿生に対しましては、ただいま申しましたように、寄宿雑費あるいは食費、かようなものを計上いたし、今年はまた特に食費につきましても予算を増額いたしまして、御趣旨のような意に沿いたいと考えておるわけでございます。
そのほか寄宿雑費を六割程度無償でやっておるわけでございます。それからそのほかに昼の給食は六割を無償でやっておる。本年予算増額いたしましたのは、寄宿舎におって朝と晩食事をしますので、朝と晩の食事を困っておる者に対して無償でいたしたいというのでここに増額をいたしたわけであります。
これは主として今までは教科書と昼の給食と寄宿雑費を約六割に対して無償でやっていたのです。ところが今回は、さらに生活費の一切を含めて、貧困者に無償でやるような予算措置を講じたので、これがふえたのであります。それから一番下の四番目の特殊教育施設整備費、これが千七百四十八万二千円ふえておりますが、これは新規であります。
その内容につきましては、大体二十九年度の予算の認められておりまする範囲で施策をいたしたいと考え、即ち教科書に対しましては、教科書購入費につきましては、全生徒児童に対しまして給与、それから給食費それから交通費、それから寄宿雑費がございますが、これにつきましては貧困の者に対しましてこれを給与する、かような内容につきまして、只今提案の準備をいたしております。
○政府委員(緒方信一君) 予算の内容を少し御説明申上げますと、先ほど申上げましたように教科書費につきましては児童、生徒の全員でございます、それから給食費、交通費、寄宿雑費につましては、その総数の六〇%というのを見ております。これは貧困率を見ているわけであります。家庭の貧困の度合からしまして六〇%を考えております。
○政府委員(緒方信一君) 先ほども御説明いたしましたように、費目といたしましては大体こういう点に重点をおきまして、その予算の今後の折衝におきまして、又例えば先ほど申上げましたように、貧困率の点を高く見るとか、或いは寄宿雑費等につきましても経費の内容を更に充実させるとか、そういう点につきましては、文部省としまして極力努力をいたしたいと考えます。